へそぽぴ🐶ブログ

株式投資に関するブログです。個別銘柄についても触れます。

その先にゲームチェンジがある

こんにちは、れもです🐶

昨今の大暴落を受けて、投資家のセンチメントも大きく変わってしまっていると思います。また先週までの投資意欲が長期的に落ち込むかもしれないという疑念のフェーズから、実際にそれを折り込みに行くという確信フェーズに移行しつつあります。

 

コロナウイルスによる世界的恐慌の始まりとも取れる瞬間にいま立ち会っているということは、これまでとは一味違う世界がまた新しく始まろうとしているのです。これからの株式市場はリーマン前後から続いてきた12年間の上げ相場からルールの見直しがあるかもしれません。それは、どのような銘柄が上昇すると言った近視眼的な話ではなく、企業の成長性を信じられるのか、割安さとは何か、さらには企業自身も株式資本の最大化のために何をすればよいのか、など多くの投げかけが全ステークホルダーの間で生じるでしょう。皆がもがく渦の中で、向かうべき方向性が徐々にはっきりとして次のサイクルが生まれていくのだと思います。

 

その方向性がどこに落ち着くのかわかりませんが、今から考えておかないといけないことの一つは、これまでのルールだけでは勝てない市場に変化するということです。ゲームに例えるとルールに変更が生じてクリアの定義が変わってしまうような状況があり得るかもしれないということです。

 

もちろん株式市場の原則は変わっていないので、価値の安いものを買って価格が高くなったら売る、成長性があり継続的に収益を出し続けられるものが評価される、そういった類の定石はこれからも続いていくでしょう。しかし、新高値投資法、市場変更前取り投資法、決算翌日モメンタム凸、IR電話かけまくり投資法など、これまで圧倒的に優位であった小手先の手法の見直しは必要になるかもしれませんね。

 

ただ、ここまでは全体としての話であって、私自身としてはなんらやることは変わりません。

安定的に将来の収益を上げられる企業体制を整えた優良企業を将来のキャッシュフローに対して割安な価格で買いホールドする。

投資家のマインドの変化をはねのけられるような、価値と価格に圧倒的な乖離があるような銘柄にお金を投じていきたいですね。