へそぽぴ🐶ブログ

株式投資に関するブログです。個別銘柄についても触れます。

チャンスがチャンスではなかった

こんにちは、れもです🐶

劇的なリバウンドが2日続いたあとにまた大きな下落ですか。

本日、3/26の新興銘柄は短期的なリバウンド高値から出来高の少ない下支えラインを簡単に突破し、上げを亡き者にしようとしております。このような相場環境を体験できるのは投資家としてとても貴重なので、数年先に記録を残す意味でもブログを可能な限り続けていきたいと思っています。

さて、今回はチャンスがチャンスでなかったというタイトルです。

何も今この暴落時の短期的なリバウンドについて触れたいのではありません。今回チャンスでなかったと振り返るのはコロナショックが起こる前の水準です。当時、2018年末のクリスマスショックから劇的にHPを回復した投資家は長年の上昇相場の継続にベットしていました。これだけ金融緩和が世界的に持続する以上、株高はまだまだ続くだろうと錯覚していたかと思います。もちろん私自身も数年先の成長を織り込むとすると割安な銘柄がある、そのような考えで目の前にあるチャンスをつかみたくポジションを持っておりました。

ではその時の水準はどうだったでしょうか。

そもそも、私自身は「将来の安定的なキャッシュフローの創出×10の時価総額を一つの絶対的なラインにしています。これはどのような相場環境でも(たとえ不況下でPERの水準が低かろうとも)機能すると考えている絶対的なラインです。付け加えるとこれが満たされる限り私は永遠に無限ナンピンをする作戦です。ただ実際にはこのようなチャンスはめったになく、かの有名なバフェット先生ですらこのような条件が満たされるのであれば私が買いたいものだと記しておりました。現在の価値と価格で乖離が取れないとなると、その中で投資をしていくには時間を味方にするしかありません。当時のキャッシュフロー創出力は基準に達していませんが、"将来への成長にかける”、という投資法に落ち着きます。私の場合、この確実性と何年先まで許容できるかという年数、これが変数となって、その時々の主観のもとに投資を行っているのです。(おそらく多くの投資家も似たような思考過程をお持ちと思います)

前置きが長くなりましたが、コロナショック前の水準を振り返ってみましょう。当時の私は、15%成長が3年続きようやく上記の条件を満たす、というラインでポジションを持っていました。これは、3年先まで外部環境の変化がなく、かつ投資先のストーリーが順調に進むことを必要としています。しかし、実際にはそんな浅はかな夢は絶たれ、コロナショックを契機とした不況への入り口に立たされストーリーを下方修正せざるを得なくなりました。これをいまの環境で振り返ると確実性に欠けている投資だったと猛省している状況です。これは何も暴落が起こったので後出しでいま投資をすればという類のものではありません。そもそも自分の中の絶対的な軸として3年先まで安定成長で初めて報われる投資を許容していたというのが反省点なのです。当時の私はリスクリターンの割に合わない"チャンスでないもの”をチャンスと思い追いかけていたのです。

 

長くなりましたので、この続き、コロナショック一番底での立ち回りも近いうちに振り返りたいと思います。

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