ハウテレビジョンはエムスリーになれるのか
おはようございます。れもです🐶
ダウが900ドル安、長期金利が1%割れましたね。
投資家心理は最悪です。気持ちいいですね。
誰もが不景気入りを予測しているこの状況を楽しみながら投資に向き合いたいですね。
さて、前回の続き、ハウテレビジョンについて深掘りをしていきましょう。
収益構造はエムスリーと極めて似ています。価値ある人材のプラットフォームとして広告したい顧客を引っ張ってくるスタイル、規模間でいうとメドピアと比較するほうが正しいのかな。
プラットフォームの成長余地について
Ⅰ 学生側
①エリア拡大
①については単純。関西や地方へのエリア拡大。さすがに地方国立レベルでは価値ある人材と言い難いかもしれないけど、旧帝大、関関同立レベルならある程度の採用ニーズはあるのではないでしょうか。
②新規人材プラットフォームの立ち上げ
②については、技術職、分析職に特化したユーザー向けた領域を立ち上げる模様。確かにサービスを見るとビジネス職に偏ったマッチングになっており、技術系というニーズが生まれるとより厚みが増すだろう(学生、顧客ともに)
さらにC同士でのコミュニティを活性化させてSNS化をもくろむらしいですね。これはエムスリー等と同じ戦略ですけど、ハウテレの方がよりSNS化しやすい印象。こちらは医師独特の匿名性の担保がいらないですからね。
Ⅱ 顧客側
そしてここからは顧客側の話、ここの成長余地は正直驚いきました。
説明資料によると、
・取引済顧客は300程度だが、掲載可能リストは1000社超存在。
・広告効果アップにより新規顧客数拡大。
・採用数もアップ、学生が増えているのでLiiga会員の潜在登録者も厚みを増している
IRによると掲載社のクオリティを担保するために多くの掲載企業にお断りを入れているとか。なんとも頼もしい限りですね。
社会的な追い風
→21年卒以降、採用選考に関する指針が廃止、人材獲得競争の激化、多様化、通年採用により収益機会が増加。これはハウテレにとってかなりの追い風ではないでしょうか、これからも注視が必要ですね。
株価位置は上場来安値を更新しました。
時価総額的にも流石にそろそろ買われそうな基準ですね。
それではまた次回。