インパクトのある瞬間
れもです🐶
今回はおそらく数か月後に読まれる読者のことも考えながらブログ書いてます。成長株の投資について。
↓↓
成長株が先行投資をする。
中長期投資家はリスクを嫌ってその分のバリュエーションを下方修正するだろう。
そうなると大きな投資であれば株価がストップ安を付けることも珍しくない。
一方で、その投資が正しいものだと判断できる材料はなんだろうか。
私が注目しているのはその投資内容が何か、それを売上高総利益でいつ回収するかということだ。
その視点で先日1Q決算を発表した3979うるるの決算を見てほしい。
※決算説明資料P12
20/3 システム関連委託費+人件費=27+239=264(百万円)
21/3 システム関連委託費+人件費=61+301=362(百万円)
差し引き投資により四半期100百万円、つまり1億円固定費が増えていることになる。
通期にすると4億円の回収だ。①
では、それを回収するためにどのくらい売上を伸ばせばよいか。
SaaS売り上げの利益率が80%と仮定して1四半期あたり1.3億
同じく60%と仮定して1.8億である。②
今期の決算でのSaaS売り上げの伸びはどうか。
※決算説明資料P10
333⇒373⇒463(百万円)
つまり中計前より1.3億の売り上げの伸びを記録した。
このインパクトは大きい。
①、②で説明した通り、売上高利益率が80%とした場合、投資計画はすでに成功。仮に60%とした場合、分岐点まであとわずか5百万円となっている。
その点で数値に突っ込んでみると、私にとってはかなりのインパクトがあった決算であった。
【まとめ】
おそらく多くの決算短信の表面を流し読みする投資家にはわからないだろう。
うるるは前1Qに比べて赤字転落しているのになぜチャートが上に行くのか。
なぜ買われるのに売りが出ないのか。
既存ホルダーはおそらくほくそ笑んでいる。
来るべき時が近づいていると。
2q以降、このブログ内容が日の目を浴びるにつれてこの会社の知名度が上がり、投資家の見る目が変わっていることを1ホルダーとして願っています。
投資は自己責任で。