へそぽぴ🐶ブログ

株式投資に関するブログです。個別銘柄についても触れます。

ストックビジネスって聞かなくなってきたよね

こんちはこんちは🐶

暖かくなりましたね。

 

今日はストックとは何か、ということについて考えてることを記してたいと思います。

まず売り上げには今後の継続的な売り上げにつながるストックビジネスと一時的な売り上げに留まるフロービジネスの二つに大きく分けられます。

そしてご存知のように昨今では目の前の売り上げ5億より向こう10年売り上げが継続するストックビジネスの方が優秀であるという風潮があります。それは単に売り上げそのものの絶対額だけではなく、顧客とのリレーションシップを維持できるという価値も乗っていることでしょう。

 

ここで話したいのは、このストック性という部分についてです。

なんとなく継続して売り上げがあるからストックビジネスですよ、SaaSですよ。という決算説明資料に踊らされていないでしょうか。

私はフロービジネスの中にもストック性のある売り上げがあり、一方でストックビジネスの中にも一過性の売り上げがあるとよく思い返すのです。

例えば、初めて知ったお店で一度ハンバーガーを買いました。この時にハンバーガーの売り上げはフロービジネス、売り切り型のビジネスです。しかし、この顧客はハンバーガーの美味しさを知りリピーターになってくれるかもしれませんし、知り合いに紹介してくれるかもしれません。この時にファンを獲得したとしたら弱いストック性のある売り上げを計上したとも言い換えられるかもしれません(少なくとも同じ価値があるという意味で)

また、仮にストック性のあるビジネスであっても初月解約が多いのであればその売り上げの多くはフロービジネスですよね。

 

フロー、ストックとは単純に切り分けられるものではなく、連続的な概念なように感じられるのです。これはSaaSビジネスをしている人には常識だと思いますが、解約率と売り上げの伸びは同時に測らなければならないようです。投資家だけが未だにストックだのやれフローだの言っている様は経営者から見たら時代錯誤も甚だしく写っているように思うのです。

 

そして私が今考えているのは、真のストックとは何か。解約率の著しく低いビジネスの特徴は何か。そしてもちろんかなり強固なストック性を持ちながら市場に評価されていない会社はどこか、ということです。

本日はここまでです。 

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